出張買取マクサスとは
株式会社マクサスの代表・関憲人さん(通称セキエモン)が登場する回。中古品の出張買取を主軸に、引っ越しや遺品整理にともなう困りごとへ幅広く応える事業を率いている。令和の虎やREAL VALUE(堀江貴文氏・三崎優太氏らが出演する経済番組)への出演でも知られ、ホリエモンとの新展開も語られる。本記事では、動画で語られた経歴・事業・考え方を中心に紹介する。
経歴 — 中卒からの起業
動画によると、関さんは高校を中退し中卒で社会に出たという。学生時代はサッカーに打ち込んだが、指導者との衝突などもあり順風ではなかったと振り返る。父親は人材派遣会社の社長で、週末は長野・菅平でスキースクールを経営する「ほとんど休まない人」だったといい、経営者を身近に見て育ったと語る(関さん自身もスキーで好成績を収めた経験があるという)。5人兄弟の末っ子。学生の頃からバイクや物の売買、各種アルバイトでお金を稼ぐ経験を重ねたと話す。
起業までの歩み
動画によると、海外に1年ほど滞在した後、帰国して不動産会社で賃貸仲介や飛び込み営業を経験。営業成績は良かったものの、業界のカルチャーが合わず、差別化も見えにくいと感じ、「もっと新しい領域で戦いたい」と考えたという。友人に出張買取の経験者がいたこと、自身も10代でネットオークションの売買をしていたことからリユースに関心を持ったと語る。 社名「マクサス」は MAKE + ASU(明日) に由来し、「自分の明日を自分で作る」という思いを込めたという。中学の同級生数名と法人を立ち上げ(株式は本人が100%保有)、22歳ごろに独立。当初はシェアハウス事業を構想したがうまくいかず、並行していた出張買取が伸び始めたためそちらに集中した、と振り返る。最初の買取はテレアポで「何でも買う」と回り、冷蔵庫など数万円規模だったという。
事業の全体像 — 困りごとをワンストップで
動画によると、マクサスは引っ越しや家財整理で生まれる「売りたい」「引き取ってほしい」「解体したい」といった需要を獲得し、出張買取を中心にワンストップで対応する事業だという。買取だけでなく、有償での引き取りや、引っ越しはパートナー企業と連携するなど、周辺の困りごとまで幅広く応える点を強みに挙げる。集客はSEO・MEO・チラシ・比較サイト・リスティング等による100%反響営業。拠点は直営が3か所(品川・横浜・大阪)、加えてフランチャイズも展開していると語る。
マクサス流の「勝ちパターン」
動画では、他社が扱いたがらない「まとまりのない案件」をあえて引き受け、買取・有償引き取り・処分・引っ越しなどをまとめて手がけることで、一件あたりの利益は大きくなくても全体で積み上げて利益を出す、というモデルを語っている。買取があるぶん価格でも他社に勝ちやすいといい、オフィス系の案件も多いという。フランチャイズについては、「組織づくりが得意ではない」自分の弱みを、他者のリソースで広げる発想だと説明し、その代わりブランド力・仕組みづくりが鍵になると話す。採用はリファラル(紹介)が約4割を占め、リユース業界での認知・ネットワークが強みだという。
数字・実績への考え方
動画によると、売上は前年から大きく伸びており、年100%(約2倍)の成長を目標に掲げているという(具体的な数値は自動字幕のため本記事では確定記載しない)。買取ビジネスの収益構造についても、人件費の比重が大きい事業とは異なり、売上に対してまず商品の買取金額があり、そこから粗利・人件費が乗る形なので「売上自体は伸びやすい」と説明する。少人数で大きな売上を生む生産性の高さにも触れる一方、リユース市場の競争激化に「今のままでは勝ちきれない」と危機感も口にしている。
絶望の時 — 半年で重なった危機
動画によると、起業初期は周囲の同年代が学生生活を楽しむなか、自分は売上も翌月の給与も見えない「真っ暗闇」のような状況で、人との格差を感じて辛かったと振り返る。最も苦しかった時期には、社内での横領や訴訟、夜間の在庫盗難、中心メンバーを失うといった出来事が半年ほどの間に重なり、「会社は潰れる」と本気で思ったという。従業員は一時50人規模から10人弱まで減り、営業も自分を含めわずかな人数に。やめ方すらわからず、残ってくれた仲間のために営業も現場も自ら担って耐えた、と語る。事業が軌道に乗り始めたのはフランチャイズを展開してからで、起業から十数年かかったと振り返る。
語られた哲学 — 「数字をつくる」経営
関さんは「事実をそのまま言う」ことを大切にしていると語り、取り繕わず包み隠さず話す姿勢を自身の良さとして挙げる。暮らしぶりも質素で、物の少ない部屋、同じ黒いTシャツを数枚、車を持たず自転車移動が多いと明かす。経営者としては、「トップが自ら数字をつくり背中を見せなければ組織は腐る」と考え、営業単体でも社内で一番数字をつくっていると語る。現状には全く満足しておらず、リユース業界初のユニコーン企業を目標に掲げ、有力者を株主に迎えてホールディングス化する構想も検討していると話す。
視聴者へのメッセージ
動画の最後では、起業・副業を考える人に向けて、「気合いと根性、泥臭いことをどれだけやり抜けるか」が結局は勝ち筋になる、という趣旨を語っている。冷蔵庫を磨くような地道さと気合い・根性があれば、ある程度のところまでは行けるのではないか、と自身の経験を踏まえて話している。
本編
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