クエシスと井上大輔さん
合同会社クエシスの井上大輔さんが登場する回。動画では、AIを活かした人材紹介(アスリート特化など)の事業、データ分析という独自のバックグラウンド、メーカーのプログラマーからフリーランスを経て起業に至った歩み、そして2社体制での挑戦まで、幅広く語られる。
事業 — AI×人材紹介
動画によると、井上さんは有料人材紹介を軸に、最近はアスリート特化型の紹介や新卒就職の支援にも力を入れているという。扱う人材はCXOクラスの管理職からエンジニアまで幅広く、CXOクラスの紹介が決まると報酬は最大で400〜500万円規模になることもあると語る。社員は4名ほど、業務委託を含めて10名ほどで、会社設立から約1年(現在38歳)だと話す。
AIコンサルの中身
動画によると、井上さんが手がけるAIコンサルは、大きく三つに分けられるという。バックオフィスの業務効率化、ExcelやモダンなSaaSを導入する段階にAIや分析基盤を構築すること、そしてより高度な意思決定ができる仕組みづくりまでを一気通貫で支援するというものだ。需要予測や故障予兆といった従来型AIから生成AIまで扱い、メーカー時代のエンジニアリングも含めるとAI歴は通算15年ほどになると語る。
データ分析のバックグラウンド
動画によると、井上さんはフリーランス時代にソーシャルゲームのユーザー行動分析など、ビッグデータ分析を手がけていたという。ExcelやSQLでは扱えないような数億〜数兆レコードを用いてAIで需要予測をしたり、統計分析でユーザー傾向を可視化するダッシュボードを作ったりしてきたといい、そうした人材は市場に少ないと語る。
経歴 — メーカーのプログラマーからAIへ
動画によると、井上さんは長野県長野市の出身。最初は地元のメーカーに就職し、1年に及ぶ新人教育を経て、CADでの製品設計や品質試験を担当したという。その後プログラムを書く部署で製品制御のプログラミングに携わり、品質のよくない既存プログラムを一から作り直して社内論文や顧客から高く評価された経験から、「実践的に役立つ勉強」の楽しさを覚えたと振り返る。やがてAI・データ分析が「これから必ずトレンドになる」と確信し、未経験でもAI開発に取り組めるベンチャーへ転職して上京。そこには9年在籍したという。
フリーランスへの転身と光と影
動画によると、その後システム導入の会社に移ったが、やりたいことと会社の方向性にミスマッチを感じ、自分のスキルを生かして案件を選べる立場になろうとフリーランスへ。独立直後から月100万円ほどの報酬を得られ、不安はなかったという。一方で「成果を出しすぎた」がゆえに、属人化したスキルに大量の依頼が集中し、引き継げる後任もいないため別の分野を学びたくても抜けられない——というジレンマに苦しんだとも語る。
起業と人材紹介業
動画によると、起業の初日は、知り合いの案件にアサインされて入る「フリーのデータサイエンティスト兼コンサルタント」のような形だったという。法人化にあたっては、ベンチャーの人材紹介会社で実績を上げていた共同創業者と組み、人材紹介とAIコンサルを両立する体制を作った。人材業界はITやAI活用が進んでいないため、そこにAIを戦略的に取り入れれば他社が出せない差別化になる——井上さんは「縁の下の力持ち」としてその強みを発揮していると語る。現在は人材紹介をメインにする会社と、新設したコンサル・ITプロダクト開発の会社の2社を走らせているという。
資金と組織
動画によると、仲間集めは基本的にリファラル(紹介)が中心で、スカウト媒体やイベント経由の人もいるという。資金面では、法人化後に公庫へ2000万円ほどの創業融資を申請し、ほぼ無形のサービス業ながら1000万円ほどの融資が下りたと振り返る。
経営観・働き方
動画によると、井上さんが経営者として意識しているのは「周りに弱さを見せず、パートナーに安心してもらえる立ち振る舞い」。見せ方のうまい共同創業者からフィードバックを受けながら磨いていると語る。新設法人はまだ一人で回している部分も多く、提案資料の作成や、副業で関わるメンバーとの夜のミーティングなどで予定が詰まっているという。サラリーマン時代の「縛られる側」とは違う新鮮さを感じつつ、先行する経営者とのギャップも感じながら「その過程を楽しんでいる」と話す。
展望と視聴者へのメッセージ
動画によると、井上さんは「市場に少ない自分のスキルで、大手コンサルでも解決できないような抜本的な刷新を行い、クライアントの価値・リピートにつなげるWin-Winの関係を築きたい」と語り、仕事はどんどん増やしていきたいという。視聴者へは、自身の反省として「個人事業主の頃は得意領域で戦えたが、法人化して未経験の人材紹介業に入った際、業界知識が乏しく苦労した。分からない領域に急に飛び込んでやらないことが大事」と率直に伝える。
まとめ
動画では、メーカーのプログラマーからAI・データ分析の専門家になり、フリーランスを経て「AI×人材紹介」という独自の事業を立ち上げた井上さんの歩みが描かれる。市場に少ないスキルを武器に、縁の下から事業を支える姿勢が伝わる回となっている。
本編
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