SoLidDrive と中本峻さん
株式会社SoLidDrive の中本峻さんが登場する回。動画では、軽自動車を使った軽貨物運送(宅配)の事業の中身、学生起業からの歩み、最大の壁だったキャッシュフローと定着、軌道に乗った転機、そして堅実な資金戦略まで、幅広く語られる。
事業 — 軽貨物運送と協力体制
動画によると、同社は軽自動車(バン)を使った軽貨物運送を主事業に、埼玉県南部を中心に個人宅向けの宅配を手がけているという。自社で賄いきれない現場では協力会社にシフトに入ってもらうこともあり、元請け・下請けを問わず運送会社からの連携を歓迎していると話す。
規模(動画での発言)
動画によると、年商は10億円規模、業務委託のドライバーは約120名、社員は本人以外に5名ほどだという。法人設立から6期目で、ドライバーが長く働き続けられる仕組みづくりを重視していると語る。
学生起業からの歩み
動画によると、中本さんは大学4年生の夏に起業したため社会人経験がなく、当初はビジネスマナーも手探りだったという。現在27歳。起業前に経営を自分なりに勉強していたこともあり、今では経営にも慣れてきたと語る。
「人を使えば稼げる」— 起業への気づき
動画によると、高校時代の飲食店アルバイトで「尊敬できない先輩に指図される」ことに違和感を覚え、「人の下で使われるのは向いていない」と気づいたのが原点だという。大学では営業代行(賃貸仲介)などを個人事業主として手がけ、繁華街のキャッチの仕事で「自分が動かなくても、人を使えば歩合で稼げる」と気づいたことが、経営への関心につながったと振り返る。
軽貨物に行き着いた理由
動画によると、大学3年の終わりにコロナ禍が直撃し、営業ができず売上が立たなくなった経験から、「外的要因で売上が下がらないインフラ事業をやらなければ」と考え、軽貨物にたどり着いたという。ドライバーの経験はなく、最初から会社を作って下請けで現場を取りに行く形でスタート(当初は自分も配送に出た)。1年目はリファラルで集めた数名から始め、1年で15名ほどに増やし、当初は越谷で大手の宅配の仕事を担ったという。
最大の壁 — キャッシュフローと定着
動画によると、最もしんどかったのはキャッシュフローだったという。運送業は入金が遅く、ドライバーが多いほど立替(先出し)の費用が膨らむため、資金繰りが大きな課題になったと振り返る。あわせて、当初はドライバーが定着せず、自分が研修している途中でいなくなられ「自然と涙が出た」経験もあったといい、軽貨物ドライバーの“当たり前”と自分のそれとのギャップに苦労したと語る。2年目からは慣れていったという。
軌道に乗った転機 — 大手との取引とSNS採用
動画によると、転機は2期目の秋。大手物流会社(SBSなど)に自ら営業して自社の宅配現場を獲得し、最初は1〜2コースからのスタートだったという。同時に、Instagramのストーリー広告でドライバーを募集したところ大きく当たり、人が次々に入る流れを作れたことで、現場と人が同時に増える好循環が生まれたと振り返る。担当の所長から信頼され「仕事を振れば人を出してくれる」関係を築けたことが大きかったという。
仲間と組織・堅実な資金戦略
動画によると、ドライバーの約9割は求人から入り、社員はドライバーからの昇格や、中学時代の同級生・後輩などで構成されているという。全員が正社員で、経理・現場・現場管理・車両担当など役割を分担している。資金面では基本的に無借金で、「借りて寝かせて信用を貯めると、いざという時に大きく借りられる」という助言を受けて少額を借りた程度。自分の給料を低く設定し、設備資金などに頼りすぎず堅実に広げてきたと語る。
経営観 — 「当たり前を当たり前に」
動画によると、中本さんが意識しているのは「当たり前のことを当たり前にやる」こと。変なことをしなければ黒字は続き、最悪は自分が走れば赤字にはならないため、簡単には倒産しないと語る。そして「利益が膨らんだ分はドライバーに還元すべき」という考えを、自分にもドライバーにも伝え続けているという。
生い立ち — 千葉・船橋から
動画によると、中本さんは千葉・船橋の出身で、子どもの頃は「わがままで喧嘩っ早い」一方、頭の回転が速く勉強もできる方だったという。5歳上の兄がいて、両親とも仲が良いと話す。小学校ではサッカーと塾に打ち込み、中学はいったん私立に進んだのち川口に転居してサッカーを続けたと振り返る。高校時代はアルバイトと部活を両立していたという。
展望と視聴者へのメッセージ
動画によると、中本さんは保険業など周辺領域には手を出さず「運送一本」で、年商20億円を当面の目標に、その先のポテンシャルとして100億円規模も見据えているという。今後は西東京・千葉北西部・東京北部への進出も計画。視聴者へは「社会人経験もなく“なんとかなる精神”で飛び込んだ。やりたいことがあるなら、考えるより先に行動してみることが一番大事」とメッセージを送る。採用面接はすべて自身で行っているという。
まとめ
動画では、コロナ禍を機に「インフラ」を志して軽貨物に飛び込み、キャッシュフローと定着の壁を越えて年商10億円規模に育てた中本さんの歩みが描かれる。「当たり前を当たり前に」「利益はドライバーに還元」という堅実かつ誠実な経営姿勢が伝わる回となっている。
本編
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