ユニバーサル建装と村上祐介さん
株式会社ユニバーサル建装の村上祐介さんが登場する回。動画では、大阪を拠点とする建築塗装・防水工事の中身、「日本一の塗装会社」という目標、団地育ちから父の会社・独立へと続く歩み、断熱吹き付け事業での「地獄」、そして組織づくりや教育への思いまで、幅広く語られる。
事業 — 外壁まわりを「全部お任せ」
動画によると、村上さんは大阪で建築塗装と防水工事を手がけ、加えて発泡ウレタンの断熱材を壁に吹き付ける「ちょっとマニアックな」工事も行っているという。足場の組み立てから施工、検査、足場の解体、周りの清掃まで一貫して引き受け、「外壁のことは全部お任せ」できるのが強み。工務店が監督を一人雇うのと同じだけの体制を、職人がうまく連携して提供できる「コスパの良さ」が響いていると語る。法人化して13期目、業界歴は一人親方の時代を含めて30年ほど、常時20名ほどが稼働しているという。
「日本一の塗装会社」という目標
動画によると、村上さんは「日本一の塗装会社をつくる」という目標を掲げているという。経営者コミュニティで出会う先輩たちから刺激を受け、「追いつけ追い越せ」でどんどん学んでいきたいと語る。48歳になった今、「時間だけは平等」だとして、ウカウカしないようにという人生の先輩としての言葉も残している。
ライフスタイル — 大阪の高台と車
動画によると、村上さんは大阪の山の上に住み、屋上からは大阪市内や遠く淡路島まで見渡せるという。大の車好きで、初代マツダ・ユーノスロードスター(かつて安く買ったものが今では価値が上がっているという)をはじめ、家族用の車や趣味の車を複数所有していると語る。
人物像 — 負けず嫌いとセルフブラック
動画によると、村上さんは物心ついた頃から「いつか何かで成功する」「経営者になる」という思いがあり、人に止められるのが嫌いな負けず嫌いだったという。学生時代は剣道やハンドボールに取り組み、根性論が好きで「勝手に自分を追い込む」タイプだったと振り返る。うまくいく経営者ほど自分を追い込んでいる——その原体験が垣間見える、とインタビュアーは受け止めている。
生い立ち — 団地から父の会社へ
動画によると、村上さんは大阪の生まれ育ちで高卒。物心つく前から団地に暮らし、周囲には似た環境の家庭が多かったと振り返る。父が塗装会社の社長で、先に入社した兄が18歳で新車をローンで買う姿に憧れ、整備系の専門学校を考えていたものの「吸い込まれるように」父の会社へ職人として入ったのが最初で最後の就職だったという。中高時代から父の会社でアルバイトをしており、初めての現場は運送会社の倉庫の床掃除だったと振り返る。
独立の決断と一人親方の10年
動画によると、父の会社では母が事務で全員の給料を把握しており、ベテランの給料を知るなかで「ここが天井だ」と感じていたという。当時は転職を「ダサい」とする風潮もあり、根性論が好きでズルズルと続けたが、父との衝突が限界に達して独立を決意。誰にも相談せず勝手に始めたという。最初は名刺交換の経験もなく、他社の現場の「応援回り」や紹介で塗らせてもらう日々で、「一番儲からないやり方をしていた」と振り返る。個人事業の時代は10年近く続き、請求書は当初、父の会社にならった手書きだったが、仕事をくれた先輩からExcelを教わったのが転機だったという。
最大の地獄 — 断熱吹き付け事業
動画によると、法人化して間もなく、発泡ウレタンの断熱吹き付け事業に手を出したことが「地獄の始まり」だったという。新築の外壁内側に吹き付けて断熱する工事で、ゼネコンが顧客。「人にできて自分にできないことはない」という性格から、トラックや機械(新品で数百万円)を揃えて参入したが、塗装の技術はあっても、断熱材を20〜30mmで均等にビシッと揃える調整が非常に難しく、修行の工程を飛ばしていたため苦戦したという。通常なら夕方には終わる現場が夜中・翌朝までかかり、2人で済む現場に5人をかけたり、同業者に頭を下げて応援を頼んだりと、会社の資金がみるみる減り、残高が底をつきそうになったと振り返る。
軌道に乗るまで
動画によると、転機は、別の吹き付け業者で経験を積んだ人材が偶然入社してくれたこと。一気にノウハウを教わって問題が収まったといい、「できる人を一人雇えばよかった——今思えば単純なことだった」と振り返る。
勝ちパターンと組織づくり
動画によると、村上さんの勝ち筋は「無垢に誠実にやり続け、軸をぶらさないこと」。価格は「中の中」だが、クオリティ・教育・マナーに徹底的に力を入れ、施工管理も写真付きで全て開示することで、安心感とコスパを評価されているという。仲間集めは、外で会う塗装屋・防水屋・材料屋に「いい人を紹介して」と言い続けるリファラルが中心。求人も使うが「フィーリングが合う人しか採用しない」と徹底し、仕組みづくりによって以前より定着するようになったと語る。「関わった人すべてに“入ってよかった”と言ってもらう」ことをコンセプトに掲げているという。
働き方と経営観
動画によると、村上さんは自身も担当現場の立ち会い検査を欠かさず(これをしない塗装会社の社長も多いという)、昼間は現場、帰社後に書類作成、合間に営業社員との1on1をこなしているという。社員が気兼ねなく休めるよう自身も土日祝を休みにしつつ、見積もりは持ち帰って作ることもあると話す。経営者として最も意識しているのは「社員をどれだけ幸せにできるか」だと語る。仕事の結果には「満足していない」とし、「満足したら止まってしまう」と話す。
展望 — 教育・スクールへ
動画によると、村上さんは建築を柱に内装工事などへの派生も視野に入れつつ、特に教育に力を入れているという。AIを活用したシステムを開発しており、未経験者でも手順どおりにやれば一定の品質を出せる仕組みを整えて、職人・営業を短期間で育てる「スクール」展開を構想していると語る。独立したい人を止めるのではなく、FCや独立支援、営業代行といった形で一緒に支援していきたいと話す。
視聴者へのメッセージと採用
動画によると、村上さんは「絶対に諦めないこと。諦めずやり続ければ、どこかで光が差し込む瞬間がある」と語る。今の日本は挑戦しやすい環境だとして、思いきり挑戦してほしいと呼びかける。会社として最も力を入れているのは採用で、「何かで成功したい」という志を持つ人を“横並びの仲間”として募集していると話す。面談は基本的に自身で行っているという。
まとめ
動画では、外壁まわりを一貫して引き受ける事業の強み、団地育ちから父の会社・独立へと続く歩み、断熱事業での「地獄」とそこからの再起、そして「関わる人すべてを幸せにしたい」という経営観が描かれる。負けず嫌いで諦めない村上さんの人柄が伝わる回となっている。
本編
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